(エルク:これからの住まい2006 掲載)

―工法/FP軸組工法

「家族みんなと一緒にいる時間を大事にしたい」と、家の中心になるリビングの居心地を最重視。
帰宅したら必ず家族と顔を合わせてから各自の部屋へ行くように、2階個室への階段をリビング奥に配置したつくりと、一部レンガ張りで暖炉を思わせるデザインの壁が萬さんご一家の暖かくて楽しい雰囲気をかもし出しているようです。
2人目のお子さん誕生をきっかけに新築を決めた萬さん。ちょうどご主人の実家が建て替えしていたため、面識のあった同じ工務店に依頼しました。

そのとき、高断熱・高気密にするならオール電化が最も暖房効率が高く、ランニングコストも安くなるとアドバイスされ、納得して導入。
「蓄熱式電気暖房機を窓下に世知したので、リビングをより広く活用することが出来ます」とご主人。奥様も「電気機器は火事の心配が少なく、お掃除などの手間もかからない。目に見えない安心感や利便性は、子どもが小さい共働きの家庭にとって、すごく価値が高いですね」と絶賛です。

萬 秀隆さん、沙織ちゃん
   隆太くん、明子さん

共働きのため、洗濯物は室内に干すことが多いという萬さん。
「ここなら毎日絶対目に留まるし、逆に来客の目は気にならないから」と、主寝室に“電動物干し”を取り付けました。
「スイッチ1つで上げ下げできて便利ですよ。上げてしまえば、ぶら下がっている洗濯物もじゃまにならない」と重宝されています。